27日、高知県香南市では、この時期恒例のイベント「どろめ祭り」が開かれ、会場は、5000人を超える大勢の人で賑わいました。

香南市赤岡町の「どろめ祭り」は、その日に獲れたばかりのイワシの稚魚「どろめ」や、地酒などを楽しめる祭りで、今年で68回目です。
会場には、新鮮な「どろめ」や、磯の香り漂う「どろめ汁」、そのほか地元の海産物なども並び、訪れたおよそ5000人が“食”や“酒”を楽しみました。

◆アメリカ・カリフォルニアからの男性(娘がALT教諭を務める)
「おいしいビールと、おいしいご飯が、素晴らしいですね!『ドロメ』は、特に高知のものがおいしいです!」

祭りのメインは「大杯飲み干し大会」!男性は「1升」、女性は「5合」の日本酒を飲み、その「タイム」と「飲みっぷり」を競います。毎年、“飲んべぇ”たちがしのぎを削る大会で、出場者は「ぐ~っと!」の掛け声に合わせ、並々と注がれた日本酒をぐいぐい飲んでいきます。

「タイム」が早ければ良いというわけではなく、美しい・豪快な「飲みっぷり」も、審査の重要な基準です。

“飲んべぇ”たちの「熾烈な飲酒争い」の結果、男性は、徳島県から参加した新居英樹さんが「27秒67」のタイムで、女性は高知市から参加した朝日綾香さんが「16秒18」のタイムで、それぞれ優勝をか飾りました。