元特攻隊員の98歳の男性が福岡県筑前町で講演し、戦争は「愚の骨頂だ」と訴えました。
26日、大刀洗平和記念館で講演したのは佐賀市に住む元特攻隊員の鳥谷邦武さん98歳です。
鳥谷さんは16歳の時に「大刀洗陸軍飛行学校」に入って飛行兵としての訓練を受け、1945年3月特攻隊に指名されました。
鳥谷邦武さん(98)「抱えたこともない爆弾を抱えていくなんて馬鹿らしいな。もったいないな。だから特攻なんかで死にたくないなと(同期と)本音でよく話していました」
同期が次々と特攻で飛び立っていく中出撃しないまま終戦を迎えた鳥谷さん。
今も無くならない戦争について「人間の愚かな一面」「愚の骨頂だ」と訴えていました。
注目の記事
「地域の宝」守りたい 部活動の地域移行が活発化も…全国大会32回出場”名門”マーチングバンドも資金調達に苦戦 富山

「私、見えますか?」画面に現れた制服の男…記者が“ニセ警察官”とLINEビデオ通話で直接対決 その結末は…【後編】

忘年会「参加したい」若者4割の裏で…「行きたくない」50代の切実な理由 昭和を知る上司世代の“ハラスメント”恐怖

「風邪薬」をジュースやスポーツドリンクなどで飲んでも大丈夫? 子供にアイスを混ぜた薬をあげてもいいの?【薬剤師に確認してみた】

犯人は小6女児「妹が殺された」兄に手渡されたヤフーニュース…「この人たちには頼れない」【佐世保小6同級生殺害事件・前編】

新「映像」発見 80年の時を経てゾウの「エリー」が伝える戦争 “戦時猛獣処分” 絵本「ごめんねメリー」原画も展示 熊本【戦後80年つなぐ、つながる】









