高知県四万十町の四万十川上流域ではカラフルに彩られた丸太のコイが、空ではなく川を泳ぐ姿を見られます。
四万十町の北部、米奥と壱斗俵の間を流れる四万十川です。
川に渡されたこいのぼりが気持ちよさそうに空を泳いでいます。

川面に目をやると…

ヒノキの丸太に目や模様を描いた、色鮮やかなコイが泳ぐ姿も見られます。

丸太のコイは地域を活気づけようと、地元住民らが協力して2011年から設置しています。
間伐材を利用していて、米奥小学校の子どもたちが思い思いに色付けをしました。

橋の欄干には不織布のこいのぼりも並んでいてこちらも子どもたちの手作りです。

そしてその上流にあるのが四万十川で最も古い沈下橋とされる「一斗俵沈下橋」。ここでも30体の丸太のコイがロープでつながれ、穏やかな川の流れに漂っています。

「春がきたかな。そういうふうに思う」

「すっきりしました。幸せな気分になります」

四万十川上流域の丸太のコイとこいのぼりは5月16日(金)まで楽しめるということです。