24日、久米島町の畑で発生した火事で、警察は科学捜査研究所などの職員を派遣し、現場検証を行いました。直前に目撃された飛来物との関連などを調べています。
火事があったのは、久米島町上江洲のサトウキビ畑で、火事の直前には煙を吹く飛来物が目撃されていました。
▼目撃者の男性
「上空から音がしたから、見上げたら何か飛んでるやつが向こう側に行った。発煙筒みたいな色で、白い煙をひっぱってくるような、飛行音、ジェット音みたいなヒューっという音がして、見上げたら通過していった」

男性が示した方角には、航空自衛隊久米島分屯基地がありますが、火事のあった時間には筒状のものを使った訓練は行っておらず、「自衛隊のものではない」としています。また米空軍や海兵隊も取材に対し、関係を否定しています。
警察は25日朝から現場に科捜研などの職員を派遣し、内容物の危険性などを調査していて、県警の職員が物体に光をあてて、内部を調べているような様子が見受けられました。
▼久米島町長
「万が一、民家、そして周辺には学校などがありますので、そこに落ちたときには大惨事になるので、その辺も危惧しているところ」
現場ではほかに火元になるものは見つかっておらず、警察はこの筒状の物体が火元とみて、この物体がどこから来たのかも含め詳しく調べています。
