霧島連山の新燃岳では火山性地震が急増していて、24日は1日に400回以上発生しました。
一方で、火山性微動などは確認されておらず、専門家は「急な大きな噴火には到らない」と分析しています。
気象台によりますと、新燃岳では、火山性地震の回数が23日は45回でしたが、24日は436回と急増しました。
火山性地震の回数が1日に400回を超えたのは、2018年5月以来、およそ7年ぶりです。
また、25日も午後5時までに火山性地震が335回観測されています。
一方、地下の熱水やマグマの動きを示すとされる火山性微動は、今月15日以降、確認されていません。
九州大学地震火山観測研究センターの松島健教授は、「地下でマグマの動きがあるのは確かだが、地震の数が増えても微動や傾斜変動に変化が出なければ、急な大きな噴火には到らないと考えられる。今後、比較的小規模な噴火にいたる可能性もあるが、現状では警戒範囲を超えるような噴石などの被害は出ないと思われる」と分析しています。
新燃岳は、先月30日に噴火警戒レベルが入山規制の「3」に引き上げられています。
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