外国人観光客にも大人気の「スノーモンキー」。山ノ内町・地獄谷野猿公苑と長野駅を結ぶバス路線に2階建ての車両が加わることになりました。

長野駅周辺には25日も多くの外国人観光客がいました。「お目当て」を聞いてみると。

外国人観光客は:(何を見に長野へ?)「スノーモンキー」

サルの愛らしい姿を楽しめる「スノーモンキー」。

インバウンドの増加で地獄谷野猿公苑を訪れた人は昨年度、31万人余りとこれまでで最も多くなりました。この人気を受けて5月から導入されるのが「2階建てバス」。

長野駅と野猿公苑を結ぶ長電バスの直行便のうち週末や祝日に運行します。

このバス、高さは3メートル78センチと一般道路を走行できる車両としては最大限に近い車高なんだそうです。

国産の2階建てバスは2010年に製造が終了していて、今回は夜行バスとして使われていた車両を県外の事業者から購入しました。

長電バスの担当者は:「インバウンドで志賀高原中心に活発に来ていますので、このバスは56席あります。普通の車両は48席と少ないので大量輸送もできます」

運賃は、通常の車両と同じ片道2000円で支払いはキャッシュレスのみです。
2階建てバスは、来月3日以降の土日と祝日を中心に1日3往復する予定です。