いよいよ大型連休が始まります。長野市の戸隠キャンプ場では、お客さんの受け入れに向け準備に追われています。

標高およそ1200メートル。ようやくコブシの白い花が咲き、キャンプ場にも春がやってきました。

今シーズンの営業が26日から始まるのを前に、25日は従業員などが準備を進めていました。例年と違うのは、ところどころに残る、雪です。

キャンプ場の人は:「10年ぶりくらいに雪が多くてマックスで2m以上。先週ぐらいまで除雪してやっと地面が出てきたところです」

キャンプ初心者でも利用しやすいようにと、電源付きの区画を増やしたほか、貸し出し用のバッテリーもそろえています。

そして、戸隠連峰のパノラマが目の前に広がる「一等地」に去年設置したのがトレーラーハウスです。

木の香りがする広々としたリビングはソファーに、エアコンも完備。

キャンプ場の人は:「こちら冷蔵庫と電子レンジとコーヒー(セット)も。豆も置いてあるので、朝ゆっくり飲んでいただいて。徐々にお客さんが増えてリピーターの方も増えている。景色がいいみたいで」

4人から6人が泊まれるこちらのタイプは一泊4万円から。

雪解け水でぬかるんでいる場所があることなどから1週間ほどは受け入れを絞るものの、来月3日からの4連休は県の内外から多くの予約が入っているということです。

キャンプ場の人は:「準備がバタバタしているが、やっとお客様がいらっしゃる準備ができたかなと」

戸隠キャンプ場では連休中、星空観察会やたき火でマシュマロを焼くイベントなども企画しています。