雪の高さは去年よりも1メートルほど高い7メートルに達します。冬の間、閉鎖されていた宮城と山形を結ぶ蔵王エコーラインが25日、開通しました。

冬季閉鎖されていた宮城県蔵王町と山形県上山市を結ぶ蔵王エコーライン。25日、山頂付近で開通式が行われ、宮城と山形の自治体の関係者らおよそ150人が今シーズンの安全を祈願しました。
その後、午前11時にテープカットが行われ、開通を待ちわびていた車が次々と通過していきました。

雪の壁は最も高い場所でおよそ7メートルで、去年より1メートルほど高く雪が積もっていて、訪れた人が雄大な景色を眺めながらドライブを楽しんでいました。

一番乗りのドライバー:
「(一番乗りを)狙ったわけではないが良かった。とりあえず寒さに耐えながら御釜を満喫して、雪の壁を見ながら下りていきたい」

ドライバー:
「気分は最高。ちょっと晴天ではないが、また御釜を見て帰りたい」

蔵王町によりますと、蔵王エコーラインの「雪の回廊」はゴールデンウイーク期間中は楽しめるということです。

また、凍結の恐れがあることから、5月7日までの間は、午後5時から翌日午前8時まで閉鎖されます。