富山県の舟橋村議会は26日臨時会を開き、古越邦男村長に対する不信任決議案を全会一致で可決しました。古越村長は失職し、27日から50日以内に村長選挙が行われます。

舟橋村議会の臨時会が26日行われ、竹島議員がパワハラ問題の責任を問うとして古越邦男村長に対する不信任決議案を提出しました。

議長を含めた村議7人全員による起立式での採決で、不信任決議案は全会一致で可決され、村長は失職することになりました。

富山県によりますと記録が残る1974年以降、県内で不信任決議により自治体トップが失職するのは初めてです。

これにより27日から50日以内に村長選が行われますが、今のところ古越氏が再選に向け出馬を表明しているほか、竹島議員が出馬の意向を示しています。

また、富山青年会議所の理事長経験者の40代男性も出馬する見込みで、ほか1人が出馬を模索しています。