日本銀行は来週、金融政策を決める会合を開きますが、アメリカ・トランプ大統領の関税政策による世界的な景気後退が懸念されるなか、政策金利を据え置く見通しです。
日銀が来週4月30日と5月1日に開く金融政策決定会合では、アメリカの関税政策による日本経済への影響と世界経済の先行きが議論の中心となります。
トランプ政権の判断が二転三転することから、日銀内部では「前提をどう置くかで先行きの見通しが変わる」との困惑の声が上がっています。
また、経済と物価についても、「下押し圧力がどの程度になるかわからない」という指摘もあり、時間をかけて国内への影響を見極めたいという意見が大勢です。
日銀は、経済と物価が見通しどおりなら利上げを続ける姿勢を示してきましたが、今回の会合では政策金利を現状の年率0.5%に据え置く公算です。
そのうえで、前回3月の会合では遅くとも来年度末までの達成を見込んでいた「2%の物価安定目標」についても、実現が後ずれする可能性を議論する見通しです。
注目の記事
20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】









