去年、大瀬良大地と同じ6勝を挙げたアドゥワ誠。キャンプ中のケガで出遅れていましたが24日の2軍戦で実戦復帰しました。
開幕ローテーション入りを期待されながら、キャンプ中に右内転筋を痛めたアドゥワ。ウエスタンリーグのくふうハヤテ戦で、マウンドに帰ってきました。立ち上がりからボールの威力は抜群。先頭バッターを149キロのストレートで空振り三振にしとめると、2回までに3つの三振を奪います。
3回に初めてのランナーを背負い、制球が甘くなったところを捉えられ1点を失いますが、そこから持ち味を発揮。4回は内野ゴロでダブルプレーに打ち取れば、最終イニングの5回はスライダーで三振を奪いました。この日は66球を投げ被安打3、5奪三振を1失点の内容でした。
アドゥワ誠
「出力は出ていたと思いますが、イニングを重ねても継続できるようにしないといけないと思います。まずは、無事に投げることはできましたが、ここからはしっかり結果にこだわっていきたいです」
なお試合はアドゥワと同期入団、バッテリーを組んだ坂倉のタイムリーなどで6点を奪ったカープが快勝しました。