皆さんは「ブラックバイト」という言葉をご存知でしょうか。アルバイト先で法律違反ともなりうる、不当な働き方を強要されるものです。
愛媛県労働委員会は、初めてアルバイトを経験することの多い大学1年生の学生を対象に、注意を呼びかけるセミナーを開きました。
愛媛大学で開催されたセミナーには、法文学部の1年生およそ300人が参加。県労働委員会の公益委員で愛媛大学教授の小田敬美さんが講師を務めました。
この中で、アルバイトであっても労働時間に応じた休憩は法律で定められていることや、準備や片付け、電話対応などの時間は休憩には当たらないことが説明されました。
さらに一定の条件を満たせば、有給を得ることができることも紹介され、正しい知識を備えて、働くことが重要と訴えました。
(飲食店でバイトする学生)
「職場に行くまでにケガしたりしても、働いている間のケガに含まれるのを、きょう初めて知りました」
(バイトを始める予定の学生)
「課題とかも結構あるので、働く時間とかもちゃんと考えなきゃいけないなと思います」
(塾講師のバイトを始める予定の学生)
「違反とかがあった時に、ちゃんと自分から言えるようになったなと思いました」
県労働委員会によりますと、去年度およそ300人から労働に関する相談が寄せられ、全体の2割に当たる60人はアルバイトに関する相談だったということです。
注目の記事
「電線に肉片が…」12歳の姉を奪った空襲 40人亡くなったのに"被害は軽微"と報じた新聞の責任

【一覧あり】27億円超の赤字の区画も… JR東日本が「ご利用の少ない線区の経営情報(2024年度分)」を発表 100円稼ぐための『営業係数』が1万円超の区画も… あなたの街のあの路線・区画も…?

若者に広がる住宅ローン50年 建築コスト増で総返済額より毎月の支払いを重視…金融機関・購入検討者・ハウスメーカー・FP それぞれのリアル 35年返済は終焉に向かうのか

【独自】「私が母でなければ…」山上被告の母が語る後悔 “献金”の実態は? 旧統一教会めぐる2つの裁判の行方【報道特集】

「息子のあんたが責任を持って殺しなさい」8年間の孤独な介護の末、91歳の母親の命を絶った男性の苦しみ “介護殺人”を防ぐには【news23】

クマ外傷の9割は“顔面”を損傷「鼻を拾って外科手術で…」100例以上診た医師が語るクマ襲撃のリアル「精神的なダメージも深く」後遺症でかすむ日常









