愛媛県宇和島市の伊達博物館が老朽化により建て替え工事が行われるのに合わせて、24日安全祈願祭が行われました。
24日は、新たに建て替えられる博物館の予定地となる公園で安全祈願祭が行われ、世界的建築家の隈研吾さんや、自治体の関係者などおよそ40人が参加して、工事の安全を祈願しました。
(建築家・隈研吾さん)
「宇和島に多くの人に来ていただく。そういう大きな磁石のような役割を果たす」
「全国の皆さん、あるいは、インバウンドの方にこんな素敵な場所が日本にあったのだと知っていただくきっかけになるのでは」
宇和島藩を治めていた伊達家の資料や文化財などを収蔵する伊達博物館は、開館から50年が経過し、施設の老朽化や耐震性の不足により、天赦公園に建て替える計画が進められています。
一方、建設工事をめぐっては、二度にわたる入札の不調により遅れが生じているほか、地元の住人が、市の工事の進め方が文化財保護法に違反しているとして差し止めなどを求める訴えを起こしています。
地上2階建てとなる新しい博物館は、2028年春の開業を目指す方針です。
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