
全国大会出場をかけた、第3回U-15の県バスケットボール選手権。男子決勝は、クラブチーム同士の対戦となりました。
これまで2年連続で大会を制している琉球ゴールデンキングスU-15。過去2大会は、圧倒的な強さを見せるも、今大会は強力なライバルが立ちはだかります。
その相手が創部1年目ながら、決勝まで勝ち上がったStandard。那覇市内のミニバスで結果を出した選手たちを中心に結成され、キングスに引けを取らない実力ある選手が揃っています。

序盤、まず主導権を握ったのはStandard。主将、平良奏達が冷静なゲームメイクから自ら得点をあげ先手を取ります。
一時は7点のビハインドを背負った王者・キングスですが、こちらもキャプテンの長嶺未来が要所で連続の3pを沈め、試合を逆転。わずかにリードして試合前半を折り返します。
後半も意地のぶつかり合いとなりますが、Standardは平良孔達がまだ1年生とは思えないプレーを連発、試合のキーマンとなります。
クロスゲームとなった一進一退の攻防は、わずかにstandardがリードし第4Q最終局面へ。
譲れない、キングスは3年生の名城が意地のプレー!土壇場、試合を再逆転すると、
キングス3点リードで迎えた、残り15秒。スティールから速攻に展開すると、最後はキャプテン長嶺が試合を決め、激戦を制したキングスが大会3連覇を果たしました。

琉球ゴールデンキングスU-15 長嶺キャプテン
Q今の気持ち聞かせてください
「とても最高です。全国大会では今まで1、2回戦で敗退しているので今年こそは優勝を目指して日ごろの練習から頑張っていきたいと思います」
また女子の決勝は、夏の九州大会で3位に輝いたコザ中学校と、クラブチーム23アカデミーが対戦。

前半から競った展開となりますが、後半に入り意地を見せたのは、コザ中。中体連で1歩及ばなかった、全国大会への切符を勝ち取ろうと奮起し、2年ぶりの頂点に立ちました。
今大会を優勝した両チームは、来年1月の全国大会に出場します。