アメリカのトランプ大統領が中国に課している関税について、交渉を通じて、現在の145%から「下がる」との見通しを示したことについて、中国外務省の報道官は「問題を解決しようとするならば、脅迫や恫喝をやめる」ように改めて求めました。
トランプ大統領は22日、対中関税について、今後の中国との交渉を通じて、現在の145%から「大幅に下がっていく」との見通しを示しました。ただ、「ゼロにはならない」とも話し、関税をすべて撤廃することはないとの考えも示しました。
中国外務省 郭嘉昆 報道官
「(関税戦争を)私たちは望んでいないが、恐れもしない。戦うならとことん戦う。交渉するなら扉は開かれている」
中国外務省の郭嘉昆報道官は23日の記者会見で、「もし、アメリカが本当に対話や交渉で問題を解決しようとするならば、脅迫や恫喝をやめ、平等・尊重・互恵のうえで中国と対話すべきだ」と指摘。
「中国と合意したいと言いながら強い圧力をかけ続けることは正しい付き合い方ではないし、うまくいかないだろう」と述べ、対等な立場での対話を改めて求めました。
注目の記事
「拾った小石で竹に落書き」「立ち入り禁止エリアに侵入」京都の人気スポット・竹林の小径で迷惑行為が深刻化...記者の直撃にも悪びれないインバウンド客たち 地元商店街からも嘆き「本当にやめてもらいたい」

【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い









