冬の期間、閉鎖されていた志賀草津高原ルートの一部が開通し、「雪の回廊」が姿を現しました。

奈良県から:「万座の方に行って、温泉にでも浸かろうかと」

埼玉県から先頭に並んだ人は:「(午前)5時すぎから。雪の回廊の高い部分が見たいと思って。今年は高そうなので期待しています」

志賀高原と群馬県の草津町を結ぶ国道292号、志賀草津高原ルート。午前10時、およそ5か月ぶりに一部が開通しました。

多くの観光客のお目当てが迫力ある雪の回廊です。この冬は積雪が多く、回廊の高さはおよそ5メートル!去年より1メートルほど高いということです。

埼玉県から訪れた人は:「いい。最高!最高!」

23日はあいにくの雨となったものの、国内にある国道の最高地点・標高2100メートル余りの渋峠では、記念撮影を楽しむ人の姿も見られました。

福岡県から訪れた人は:「あいにくの天気で…でも来られたからよかった」

埼玉県訪れた人は:「ここ、いいですね、車で来られて。晴れていれば、景色良さそうだったのに」

一方、群馬県側で3月中旬、作業中に雪崩が発生したため、国道の一部区間が現在通行止めとなっています。雪の回廊は、5月の大型連休ごろまで楽しめるということです。