【済生会新潟病院 本間照 院長】
「走行距離が26万キロを超えましてさすがに老朽化してきて新しいものが必要と」

この救急車はもともと県内の消防で使われていた中古車で2018年に購入。
済生会新潟病院は災害拠点病院に指定されていて、この救急車は能登半島地震などの災害現場でも活躍してきました。

しかし、走行距離が26万キロを超え修理の頻度も増えてきたそうです。

【済生会新潟病院 本間照 院長】「患者さんたちを運ぶための足としてすごく大切なものになってくると思う」

済生会新潟病院は病床使用率が90%を超える日もあり、病床確保に向けた患者の転院で救急車は欠かせません。

しかし、医療機器を載せた救急車はおよそ3000万円と高額です。クラウドファンディングでは1000万円を目標額にしています。

【済生会新潟病院 本間照 院長】「地域の皆様の健康と生活を守っていくために救急病院としてしっかり活動していきたいと思いますので、ぜひ救急車のクラウドファンディングにご協力いただいて、しっかり地域を支えて守っていきたいと思っています」


※済生会新潟病院の救急車の受け入れ台数は救急拠点病院に指定される前の2022年と比べると昨年度の受け入れ台数はおよそ1.5倍となっています。
患者の転院に病院の救急車が使えない場合、消防局の救急車を呼ぶことがあるそうですがそうすると市民が使う救急車が一台減ることになります。
救急車のクラウドファンディングは7月18日まで募集しています。