きのう(23日)、赤磐市桜が丘西で確認された下水道管の破損について、原因は、汚水から生じた硫化水素ガスではないかとみられています。

現場では、けさから修繕作業が行なわれました。破損しているのは、下水道管の上の部分、約30メートルです。すぐ上の歩道も陥没しており、復旧に向けて、新しい下水道管に入れ替える作業が行われました。

赤磐市によりますと、下水道管は約50年前に設置されたものとみられています。破損については、汚水から生じた硫化水素ガスが原因ではないかと考えられていますが、現状、周囲への影響はないということです。

(赤磐市建設事業部 谷宣道課長)
「今後は、今回あった箇所、幹線沿いをカメラ調査をおこないまして(他にも)下水管の破損がないか調査していきたいと思っています」

あす中までには完全に復旧する見通しで、下水道の使用についても、今のところ、周辺の住民に影響は出ていないとのことです。