原発再稼働の是非を問う県民投票条例案が県議会で否決されたことに対し、新潟県の花角英世知事は「県民の幅広い意見を集約する別の方法をできるだけ早く示したい」と述べました。

県民投票の条例案を巡っては18日の臨時県議会で反対多数で否決されました。
23日の会見で花角知事は原発再稼働に対し、「県民の意見を幅広く集約する別の方法について、できるだけ早く示す」としたうえで…

花角英世知事
「どこで開催するか。もちろん今の時代、これまでもいろいろな説明会でウェブの活用もやってきているし、活用したほうが良いと私も思う」

また再稼働の是非に対しては「条件付きの意見を持つ県民が多いのでは」と述べました。

花角英世知事
「何に悩んでいるのか、何に困っているのか、何を困っているのか、何が不安なのか。そこを探ることがすごく大事だと」

県民投票の条例案に対し、花角知事は「『賛成』『反対』の二者択一の選択肢では県民の多様な意見を把握できない」などとする意見をつけていました。