北日本新聞社が運営する組織で1000万円を超える着服がありました。

北日本新聞社によりますと、元派遣社員の60代女性が2020年1月から2024年12月までの間北日本新聞社が運営する会員組織「高岡政経懇話会」の運営資金から現金1095万円5695円を着服しました。
「高岡政経懇話会」は富山県西部の政治家や経済人が会員で、運営は会費でまかなわれています。
組織の口座から必要以上の現金が引き出されていたことに去年11月の監査で着服が発覚。
元派遣社員の女性は「ローンの返済などに充てていた」と話していて、着服した現金はすでに全額弁済されています。
北日本新聞社は「再発防止に向けて内部管理体制の強化を図ります」とコメントしています。