盛岡市が導入を目指している宿泊税について、市は初めてとなる宿泊事業者に向けの説明会を開きました。

22日行われた説明会には、市内の宿泊事業者の関係者およそ40人が参加し、説明会は冒頭を除いて非公開で行われました。
宿泊税は市町村条例で定めることができる法定外目的税で、東京都などで既に導入されているほか、宮城県と仙台市でも2026年1月から徴収が始まります。

市の計画では宿泊金額に関わらず市内での宿泊1泊に対し、200円を宿泊事業者が徴収し、1か月分をまとめて盛岡市に納付します。
きょうの説明会で事業者からは「税額の納付の間隔を毎月ではなく3か月や半年に延ばせないか」といった意見などが出されましたが、予定していた時間の半分で終了しました。

(宿泊事業者)
「僕的には今後観光振興に使っていただけるのであれば、協力できるのかなと思ってます」

市はパブリックコメントで市民に意見を求めた後、2025年9月以降に市議会に条例案を提案し、2026年10月からの導入を目指します。