ガソリンは今後安くなるんでしょうか。与党の幹部が物価高対策で、5月から1Lあたり10円引き下げるよう政府に要請することで合意しました。
4月22日の名古屋市内のガソリン価格は、1Lあたり190円、180円、168円…。会員価格の表示も混じりますが、180円を超えるところが目立ちます。

かねてからの物価高に対応するため、自民・公明両党の幹事長と国対委員長が22日、都内のホテルで会談し、5月からガソリン1Lあたり10円の引き下げを政府に要請することで合意しました。
(自民党・坂本哲志国対委員長)
「ガソリンの引き下げ、5月中に10円をお願いしたい。最高時と比べると定額の10円というのは相当な引き下げになるのではないか」

この引き下げ、東海地方の皆さんの受け止めは?
「安くなるんだったら、動きやすい(移動しやすい)うまいこと経済が回っていくならいい」
「(ガソリンは)気づいたらなくなっている感じ。10円でもありがたいかもしれない」
「なんでも高いからね。給料変わらないのに、高くなるばかりで」

今回の引き下げが実現すれば5月以降、徐々に価格が下がる見立てですが、原油価格が高くなれば、思ったほどの値下がりを実感できないこともあるということです。
また、22日の会談では電気・ガス料金についても、この夏の猛暑を見据えて、7月から9月の3か月間、補助の再開を求めることでも一致しました。
