ふるさと納税をめぐり、岡山県吉備中央町が返礼品のコメを調達する際、費用が法令で定める上限を超えていたとみられる問題について、村上総務大臣は事実なら「由々しき問題だ」と指摘しました。
ふるさと納税の返礼品の調達費用は寄付額の3割以下とすることが法令で定められています。
しかし、岡山県吉備中央町は返礼品のコメを生産者から調達する際に、60キロあたり1万1000円の代金とは別に、「支援金」として1万円を支払っていて、合わせると寄付額のおよそ48%に達していたことが分かっています。
村上誠一郎 総務大臣
「基準に違反して返礼品を調達し、寄付の募集が行われたとすれば、それは由々しき問題であると受け止めております」
総務省は町に対して事実関係を報告するよう求めていて、ふるさと納税制度の対象から除外することを含め、厳正に対処する方針です。
注目の記事
「また無くなるのでは」と買い占めも…コメ豊作なのに続く高値「増産」は実現可能なのか?【Bizスクエア】

うどんを食べて育った「讃岐うどん雲丹」?!不思議な “食事シーン”をご覧あれ 水産科の高校生が飲食チェーンと共同研究し商品化【香川】

『あの外国人女性はどこに?』1970年万博パビリオンで忘れられない出会い 77歳男性の願い叶うか―― 55年ぶりの万博で起きた奇跡に密着

「ママ、涙が止まらなかったんだよ」2歳の娘にいつか伝えたい 消えたぬいぐるみ「コアちゃん」のこと 40軒の聞き込みとSNS、海を越えた宝探しが繋いだ“再会”

父親の腎臓を移植した男性 “使命感で” 体育教師の夢捨て人工透析の技士に 31年後に再発…「お父さんが危ない」次に命をつないだのは-

原因はまさかの“ヘビ”…変電所内で体長約1.5m、焦げた状態で見つかる 県西部で約7100世帯の停電 富山
