きのう午後、山形県白鷹町で発生した大規模な断水の影響で、白鷹町では現在も広い地域で水道水を飲み水として使えない状態が続いています。
白鷹町では、早ければあす午前8時に飲み水として使えるか判断するとしています。
白鷹町ではきのう、津島台浄水場から配水している水道水の濁りが国の水質基準値を超え、午後2時ごろから午後5時ごろまで断水となりました。

断水したのは白鷹町内6地区のうち東根地区を除く5つの地区で、事業所を含め4000戸が影響を受けました。
これは町の全戸数のおよそ8割に当たります。
また、断水が解消したあとも、まだ濁りが残っている可能性があることから、町は、飲み水としての使用は控えるよう呼びかけています。

きのう午後6時ごろの給水所には通水はしたものの、飲み水としては使えない状況の中、水を求める人の長い列ができていました。

町民「いつまで続くのか、こういうことがどういう原因でなったのか知りたい。今後またあっても困るので」

影響は一夜明けたきょうも続いています。
町内の小学校と中学校合わせて5校が休校となりました。

町ではきょうも各地区のコミュニティセンターに給水所が設置され、午後10時まで飲み水を提供するということです。

白鷹町では早ければあす午前8時に飲み水として使えるか判断するとしていて、あす朝まではこの影響が続きそうです。