21日夜、鳥取県境港市にある岸壁で、作業員に漁船のロープが当たる作業事故が発生しました。作業員は負傷し病院で処置を受けていますが、意識はあり、命に別条はないということです。
事故があったのは、境港市昭和町にある境港昭和北1号岸壁です。
境海上保安部によりますと、21日午後10時15分ごろ、境港警察署から「境港昭和町の岸壁において、船のロープが切断し作業員が負傷した」旨の通報があったということです。
けがをしたのは境港市在住の20代の男性会社員で、左下半身などにロープが当たり左下腿部に変形がみられるなどしたため、米子市内の病院に救急搬送されました。
詳しい症状はまだわかっていませんが、意識はあり、命に別条はないということです。
男性は漁船の乗組員ではなく、船に氷を積みにきていた業者だということで、作業が終わり船が出港しようとしていた際、岸壁のビットにかかっているロープを外そうとしたところ、何らかの原因でロープがはねてけがをしたということです。
詳しい経緯などは調査中だということです。