AIを活用して農業のDX化を進めるベンチャー企業が大学や地方銀行で作るファンドから資金の提供を受けることが発表されました。

このファンドからの出資は3例目です。高知大学や高知銀行などが県内のベンチャー企業を支援する「高知県発ベンチャーファンド」からの出資が発表されたのは、「高知IoPプラス」です。

高知IoPプラスはハウス環境や作物の生育状況の管理などにAI(人工知能)を活用して農業のDX化に取り組んでいます。今後はDX化の推進に加え、太陽エネルギーを活用した施設園芸の省エネ化にも取り組みたい考えです。

(高知IoPプラス 岩尾忠重 代表取締役)
「エネルギーというのがご存じとおり非常に重要なもので産業物などのコストや人件費の削減などに貢献できると考えています」

ファンドからの出資は3例目となっていて、「今後も新たな産業の創出や地域経済の活性化に貢献したい」としています。