人口減少に歯止めがかかりません。2025年4月の推計人口について高知県は、調査開始以来初めて65万人を割ったと発表しました。

県は、県内の出生、死亡、転入、転出などを反映させた推計人口を毎月公表しています。

21日に発表された2025年4月1日現在の推計人口は64万8313人で、1920年に国勢調査が始まってから初めて65万人を割り込みました。去年の同じ月と比べると1万1279人の減少で、前の月と比べると2974人の減少です。出生者から亡くなった人を引いた自然増減は774人のマイナス、転入から転出を引いた社会増減は2200人のマイナスとなっています。

濵田知事は「大変厳しいものと受け止めている。人口減少対策は1年2年で成果が出るものではなく、粘り強く取り組んでいく」とコメントしています。