松山城の城山で発生した大規模な土砂災害で、城を管理する市は21日から、斜面が再び崩れるのを防ぐ本格的な復旧工事を始めました。
去年7月に城山の斜面が崩れた土砂災害では、ふもとの緑町に土砂が流れ込み、倒壊した家に住む3人が死亡したほか、マンションなどにも大きな被害が出ました。
崩れた土砂の撤去や流入を防ぐための応急復旧を経て21日から始まった本復旧工事では午前8時ごろから、山頂の本丸付近に重機が入り、関係者が現場の状況を確認するなどしていました。
市によると、本復旧工事では斜面を金網で覆ったり、雨水や地下水の排水管を整備したりするほか、災害発生に影響を与えた可能性が指摘されている緊急車両用道路については、道幅を狭くするとともに補強を行うということです。
不安な日々を過ごしている緑町の住民…再発防止を願うばかりです。
付近の住民
「今度は大雨が降ってもみんなが安心して暮らせるような構造物にしてほしいですよね。このお城山というのは市の営造物として確定されてますからね、だからどこまでいっても市に責任はあるわけですよね」
一方、野志市長は21日の定例記者会見で1日も早く工事を完了させたい考えを示していました。
野志市長
「安全を最優先に迅速かつ確実に作業を進めるよう関係部署に指示をしております。1日も早く工事を完了させるよう全力を尽くしていきたいというふうに考えています」
本復旧工事の完了は1年半ほどかかる見込みだということです。
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