カップ戦を含め2週間で5連戦の今治。
超ハード日程の最後はホームで2位大宮戦。
去年のJ3上位2チームの直接対決には、4800人のサポーターが詰めかけました。

序盤から攻勢に出る今治。
積極的に相手ゴールに迫りますが決定的なシーンには至りません。

前半終了間際にはヴィニシウス経由で近藤のシュート。
前半7本のシュートも枠を捉えきれずスコアレスで折り返します。

満員御礼のスタンドに結果で応えたい今治は後半32分、梅木のシュート。
3分後には近藤のクロスを高卒ルーキー、笹の頭シュート。
しかし先制点は遠く、次第に雲行きが怪しくなります。

すると後半41分大宮のカプリーニのシュート。
ここはキーパー立川がスーパーセーブ。

さらに後半アディショナルタイムにも!
渾身のビッグセーブで一歩も譲りません。

結局、無得点の一方で無失点の今治。
連続負けなし記録を9つに伸ばすと共に、強豪相手に価値ある勝ち点1です。

MF 笹 修大選手(18)
「チームとしては最初からハードワークできていて、すごくいい入りの中でなかなか仕留められない時間が続いていたが、結果的に2位の大宮に対して、勝ち点を1つでも拾えたというのはすごくポジティブなことですが、やはり勝ち切れたという部分はあるなとは感じます」

では順位表、愛媛は19位のままですが18位山口との勝ち点差は2です。今治は依然4位と上位をキープしています。次節は今月25日、愛媛はアウエーで仙台戦、今治もアウエーで山口戦です。