家庭の事情などで親と暮らすことができない子どもを受け入れる「里親」を支援しようと福岡市は21日、里親支援センターを開設しました。

福岡市 高島宗一郎 市長
「困っている子供たちのために里親を希望するという方も、ぜひこれを機会に増えていただけることを期待しています」

福岡市が21日に開設したのは福岡市里親支援センター「ブルームウェル」です。

ブルームウェルは、中央区舞鶴に開設され里親への研修や里親と子供のマッチングを行い子供たちへの相談支援も行います。

福岡市によりますと児童虐待や家庭の事情などで親と一緒に暮らせない子供は全国でおよそ4万1000人に上っているということです。

福岡市では、21日時点で364世帯が里親として登録していて5年間で100世帯ほど増えています。

福岡市の高島市長は、「里親を増やすだけではなく里親をケアする態勢も大事にしていきたい」としています。