リサイクルと再生をテーマにした写真家の菅原一剛さんの写真展が弘前市で開かれていて、多くの人が訪れていました。

写真展「BROOM to BLOOM」は、国の重要文化財・旧第五十九銀行本店本館を会場に、弘前さくらまつりに合わせて開催されています。会場では弘前市の「青南商事」が解体から加工まで行って出た「鉄スクラップ」を高画質で撮影した写真8枚が展示されています。菅原さんは20年以上に渡って「鉄スクラップ」を撮り続けていて、今回展示された写真は特殊な印刷技術を使って鉄のサビなどが立体的に表現されています。

※写真家 菅原一剛さん
「リサイクルというと最近はプラスチックやペットボトルが中心に語られることが多いが、いまだに鉄リサイクルというものがリサイクルの中心にあるべきもの。そのことをもう一度思い出してほしい」

写真展「BROOM to BLOOM」は5月5日まで開かれています。