国民的ロックバンド・サザンオールスターズのフロントマンでソロ歌手としても長きにわたり活躍する桑田佳祐。今年3月にサザンオールスターズとしてリリースした最新アルバム『THANK YOU SO MUCH』がオリコン1位を記録し、史上初めてグループ&ソロ歌手の両方で“5年代連続アルバム1位”という金字塔を打ち立て話題を集めたばかりだ。

4月13日放送の「日曜日の初耳学」では、そんな桑田が3時間ものロングインタビューに答え、サザンオールスターズのヒット曲の誕生秘話を語った。そこで番組は、史上初めて“まるごと2週連続企画”を敢行。大ヒット曲誕生秘話や最新アルバムの楽曲制作秘話を放送した。

■「まさか70歳近くになって腰振ってるとは…」

今回放送したのは、3時間にわたるインタビューの“前半戦”。まずはデビュー曲「勝手にシンドバッド」(1978年)について「まさか70歳近くになって腰振ってると思わなかった。“胸さわぎの腰つき”って」と照れ笑い。林が「そもそもタイトルが『勝手にしやがれ』と『渚のシンドバッド』をくっつけたってことを知らない若い人も多いですよね」と振ると、桑田も「多いですね。『8時だョ!全員集合』で志村けんさんがギャグで言ったのがなんとなく聞こえたんですよ」とさらりと告白した。

「勝手にシンドバッド」、「気分しだいで責めないで」(1978年)に続きリリースされたバラード「いとしのエリー」(1979年)については「コミカルなことをテレビで求められて…家帰ってくると落ち込むんですよ」と“コミックバンド”として注目を集めていた当時を振り返り、「落ち込んでないと、ああいう曲は出てこなかったかもしれない」と、初期の名曲誕生の意外な背景を語った。

「何も企んでない、意図しないものって強いんでしょうね。企み始めると、バレちゃうんですよ」という桑田。最新アルバム収録の『ごめんね母さん』についても「“だからもうしない”っていうところがあるんですけど、『仮に歌っとくね』ってパッとうたった1回きりのやつをいくつか残していたり…企みがないんですよね。意外と、サラッと苦労なく出てきた言葉って強いんじゃないかな」としみじみ語った。