宮崎で育った馬の旅立ちの儀式です。
宮崎市で競走馬になるためのトレーニングを重ねてきた育成馬の今後の活躍を祈る神事が行われました。

JRA宮崎育成牧場でおよそ半年間トレーニングに励んできた22頭の育成馬は、中央競馬でのデビューに向けて、まもなく馬主のもとへ売却されることになっています。

18日の「退厩神事」には、育成馬を鍛え上げた牧場のスタッフなどおよそ30人と育成馬のうちの1頭が参列。今後のレースでの活躍と安全を祈願しました。

(JRA宮崎育成牧場 岩本洋平業務課長)
「(きょうは)子どもたちの卒業のようなタイミング。我が子のような思いで調教しているので、嬉しい気持ちでいっぱい。一頭でも多く競馬で勝利をあげることを期待している」

22頭の育成馬は、6月以降、順次、競走馬としてデビューするということです。