岩手県は大船渡市の山林火災に伴う中小企業の支援やインフラを整備するため、およそ35億円を増額する2025年度補正予算案を発表しました。

2025年度第1弾となる一般会計補正予算案の総額は34億7400万円です。
いずれも大船渡市の大規模山林火災に対応するもので、砂防設備の設置や道路などインフラの修繕に27億7700万円が計上されています。

被災した綾里漁協の倉庫の復旧に2億5000万円、水産加工業者など中小企業の施設や設備の復旧に9800万円、観光需要の回復へ宿泊費の補助として1000万円が盛り込まれています。

補正予算案は28日に招集される県議会の臨時会に提案されます。