ウィンターカップ沖縄県予選の男子決勝は、去年のウインターカップ、そして夏のインターハイに続き全国を狙う美来工科高校と、いずれもあと一歩で涙を飲んできた豊見城高校。近年、沖縄の高校バスケをリードするライバル対決となりました。

勝っても負けても3年生にとって、集大成の舞台。序盤から互いの意地がぶつかります。

競った展開となりますが美来工科はエースの佐渡山楓の活躍で、わずかにリードを奪い、試合前半を折り返します。

しかし、豊見城も第3Q!キャプテンの松田悠之介!1年生の時から試合に出続けた大黒柱が集大成の舞台で躍動し試合をひっくり返します。

その後も手に汗握る激戦となりますが、全国への強い気持ちを体現したのは豊見城でした。勝負所で、美来工科を突き放し2年ぶりの全国切符を勝ち取り、嬉し涙を流しました!

豊見城高校 松田悠之介キャプテン
「やってきたことは間違いじゃなかったし自分たちで自立することがとても大切だと思った。(全国でも)1戦1戦戦って 美来工科の分までしっかり気持ちを背負って戦いたい」

また、女子決勝は、第1Qからリードを奪った西原が小禄を圧倒。5年連続の頂点に立ちました!

続いては22日に沖縄で開幕した九州高校野球秋季大会。

選手宣誓(佐野春斗選手)
「これまでの感謝の気持ちを1球1球にこめて勝利を目指し全力でプレーします」

来年春のセンバツ甲子園を目指し、各県を勝ち抜いた16校が熱戦を繰り広げます。

県代表の沖縄尚学・日本ウェルネスはともに初戦を突破、あさって、センバツ出場の目安となるベスト4をかけた準々決勝に臨みます。

またプロスポーツも負けていません。プロバスケットボールBリーグ、アウェーで秋田と対戦した琉球キングスは両日ともに接戦をものにし、連勝を5に伸ばしています。