今月は政府が定める若年層の性暴力予防月間です。山形市では、けさ、警察や大学生のボランティアが、通勤や通学中の若者に性暴力への注意を呼びかけました。

「おはようございます、よろしくお願いします」



政府は特に10代や20代の若い世代の生活が入学や就職などで大きく変わる4月は性暴力の被害に遭うリスクが高まる時期だとして、「若年層の性暴力予防月間」に定めています。

これにあわせ、きょうはJR山形駅で、注意啓発の活動が行われました。

活動には警察やJRの職員、そして、非行防止の活動に取り組む大学生ボランティアなどが参加し、通学や通勤する若者に注意を呼び掛けました。



県少年警察大学生ボランティア「大学の周りでもこの時期になると、いろいろ怪しげな大人たちがちらほら立っていて、そういった人の怪しげな声かけなどから身を守るように気をつけてもらえたら」

近年は、SNSなどの普及により、インターネット上のつながりをきっかけとして性暴力の被害にあうケースも多いということで注意が必要です。



また、被害を受けても言い出せないケースがあるとして、きょう配られたティッシュには相談窓口の番号も記載され、関係者は一人で抱え込まず、相談するよう呼び掛けていました。