木質バイオマス発電として、県内最大規模の鳥海南バイオマス発電所できょう設備の公開が行われました。
鳥海南バイオマス発電所は、東北電力などのグループ会社「鳥海南バイオマスパワー」を運営会社として、去年11月から商業運転を行っています。


東南アジアから輸入した「木質ペレット」を主な燃料として発電するシステムで、木質ペレットのみを燃料とするバイオマス発電事業は初めての取り組みです。


最大出力は5万2900キロワットで、年間でおよそ3.3億キロワットアワー、世帯数で11万世帯分をまかなうことが出来ます。

CO2排出量は年間およそ14万トン削減でき、カーボンニュートラルの実現に大きく貢献できるとしています。

鳥海南バイオマス発電所 富樫博之 取締役発電所長「山形県の中でも、(バイオマス発電の中で)出力規模が大きいということもございます。カーボンニュートラルに重要な位置づけの発電所として、活躍していきたいと思う」
運転を始めて半年が経過し、今のところトラブル等はなく、鳥海南バイオマスパワーは引き続き安全管理を徹底し、運転していくという事です。