宮崎県新富町の航空自衛隊新田原基地内やその周辺の井戸で、国の指針値を上回る濃度の「PFAS」が検出された問題です。
県がさらに調査範囲を広げて水質調査を行った結果、新たに基地周辺の井戸2か所で国の暫定指針値を超える濃度のPFASが検出されました。

2月から3月にかけて、新富町の新田原基地やその周辺の井戸で、国の基準を大幅に超える濃度のPFASが検出されたことから、県は、基地周辺で水質調査を進めています。

その結果、新たに基地の南東と北西の井戸2か所から、国の暫定指針値の最大2.2倍のPFASが検出されたということです。

県は、今後この井戸から半径500メートルの区域内で井戸水を飲まないよう指導するほか、新たに追加の水質検査を行う予定です。