せきが長く続き、乳児が感染すると重症化のおそれもある「百日ぜき」。
宮崎県内の感染者数が過去最多を大きく上回るペースで増加し、県が注意を呼びかけています。

県内で今月13日までの1週間に確認された「百日ぜき」の感染者数は68人、今年は380人で、過去最多だった2018年の1年間の感染者数を大きく上回りました。

感染者のうち全体の7割以上を10代が占めています。

「百日ぜき」はかぜのような症状から始まり、激しいせきが2~3週間続く感染症で、乳児が感染すると重症化するおそれもあります。

県は、手洗いやせきエチケットなどの基本的な感染症対策に加え、ワクチン接種を呼びかけています。