石川県は、農業のなりわい支援を続ける方針
県では2024年11月、被災した生産者への支援を強化するため、国や市町、JAなどと連携した相談窓口を穴水町に設置。
農地や水路などの復旧作業が進められたことから5月末までにおよそ170ヘクタールが復旧できる見通しが立ったということです。
これにより、5月以降に作付けが可能となる農地は、奥能登全体で地震前の8割にあたる2000ヘクタールとなります。

馳知事「能登の誇りなんですよ、農林水産業を復活させるというのは。生産する場がなければコミュニティに人は戻らない。自分の田んぼ、畑に戻る。この姿勢を県も全面的に応援すること」
県では、農地の復旧工事が完了するまでの間、代替の農地で農作業を行う際の掛かり増し経費や、農家が自ら復旧工事を行う際の支援など、農家のなりわい再建へ支援を続けていくことにしています。