アメリカの自動運転タクシー「Waymo」は、日本への導入に向け都内でテスト運転を始めました。

記者
「特殊な装置を載せた自動車が走っていきます」

「グーグル」の親会社の傘下で自動運転を開発する「Waymo」などの3社は、今週から都内でテスト運転を始めました。

「Waymo」はすでにアメリカの一部の都市でサービスを提供していますが、アメリカ以外の国で走行するのは初めてです。

実際にアメリカで走っている25台が、千代田区や港区など7つの区を回ります。

テストでは、連携しているタクシー大手「日本交通」の乗務員が運転し、車体についたおよそ40のカメラやセンサーを使って交通環境のデータ収集を行います。

将来的に東京での導入を目指します。

自動運転タクシーをめぐっては、中国でも完全な無人タクシーがすでに実用化されるなど、日本は遅れをとっています。