日米関税交渉を受け、金融市場の反応です。赤沢大臣が「為替は議論にならなかった」と発言したことで、円相場は一時1円ほど円安が進みました。また、株価も値上がりしています。
円相場は朝方、一時1ドル=141円台後半まで円高に進んでいましたが、赤沢大臣が「為替は議題に上がらなかった」と発言したことで安心感が広がり、発言の直後、1円ほど円安にふれました。
また、株式市場では日経平均株価が一時300円以上の値上がりに。日本に対して厳しい関税措置が取られるのではとの警戒感がやや和らぎ、幅広い銘柄が買われました。
午前は3万4212円で取引を終えています。
ただ、市場関係者は「あくまでも過度な警戒感が後退しただけにすぎない」と話していて、次回の会談などに注目が集まっています。
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