日本の総人口は「1億2380万人あまり」で14年連続で減り続けています。そして東海3県も人口減少に歯止めがかかっていません。
総務省がおととい発表した(※去年10月1日現在の)人口推計によりますと、愛知県の人口は746万人で前の年より1万7000人少なく、5年連続で減少。
また、岐阜県の人口は191万6000人で前の年より1万5000人少なく、21年連続で減少。それに三重県の人口は171万1000人で前の年より1万6000人少なく、17年連続で減少しました。
■東海地方の人口(2024年10月1日現在)
・愛知:746万人(前年比1万7000人減)
・岐阜:191万6000人(前年比1万5000人減)
・三重:171万1000人(前年比1万6000人減)

このうち愛知県と岐阜県は他の地域からの流入による人口の増加はあったものの、亡くなった人の数が出生した人数よりも多くなる人口の減少、いわゆる「自然減少」がこれを上回りました。さらに三重県はこうした「自然減少」に加え他の地域へ流出した人の数が多く、人口減少に拍車がかかりました。

人口を年齢別に見ると、75歳以上の割合が愛知県で15.0%、岐阜県で18.1%、三重県は17.8%といずれも前の年より上がっています。一方で、15歳未満の割合は3県いずれも前の年より下がっています。
■75歳以上の人口割合
・愛知:15.0%
・岐阜:18.1%
・三重:17.8%
■15歳未満の人口割合
・愛知:12.2%(前年12.4%)
・岐阜:11.4%(前年11.6%)
・三重:11.2%(前年11.5%)
