被爆80年となることし8月9日の平和祈念式典で「平和への誓い」を読み上げる代表者の選定審査会が15日、行われました。

15日の一次選考は、有識者や被爆者団体の代表ら5人の委員が出席して非公開で行われました。平和祈念式典で長崎で被爆した代表者が被爆体験とこれまで取りくんできた平和活動などにもとづき核兵器廃絶や恒久平和実現を世界に発信する「平和への誓い」ことしは、市の内外から男女12人の応募があり、書面審査で胎内被爆の79歳をはじめ、93歳までの男性7人に絞られたということです。

(長崎平和推進協会理事長 調漸 審査会会長)「やっぱりですね、訴える力です。世界の人の心に響くかっていうところが大事なポイントになると思います。」

6月の最終選考で被爆体験と平和への思いなどを語る映像審査が行われ、代表者が決定する予定です。