“刑務所ビジネス”拡大で世界中の犯罪者を収監?

ベネズエラでは「不当な人権侵害だ」と大規模な抗議活動が起きています。
不法移民対策をアピールするトランプ政権は、移送したベネズエラ人は「全員がギャング組織のメンバー」と主張していますが、移送された人の家族や人権団体は「ギャングとは無関係な人たちばかりだ」と訴えています。
ベネズエラ政府の代理人を務めるオルテガ弁護士は、「まずは移送された人たちの安全と健康状態だけでも確認したい」と交渉していますが、刑務所内に入ることもできないそうです。

ベネズエラ政府の代理人 オルテガ弁護士
「テロリスト監禁センターで拘束されているベネズエラ人とは一切連絡がとれていない。彼らのほとんどは犯罪とは無関係です」

――刑務所から公式に生きて出てきた人はいないと聞いたが
「1人もいない」
オルテガ弁護士は今後、刑務所ビジネスが拡大し、各国の受刑者がエルサルバドルに移送される可能性が高いと指摘。「もし日本人が収容されることになれば日本政府はとても苦労するだろう」とみています。
14日、ホワイトハウスで立ち話をするトランプ氏とブケレ氏。

トランプ大統領
「次は“ホームグロウン”だ。あと5つは建設しなきゃ」
ブケレ大統領
「そうですね」
「ホームグロウン」は、アメリカ人の犯罪者のことを意味するとみられ、アメリカ人をエルサルバドルに送り込むのではないかとの懸念がでています。














