読書離れが叫ばれるなか本を通じて交流を深めてもらおうと、山口県周南市でブックトークイベントが開かれました。
開かれた場所は、ちょっと意外な場所です。

おすすめの 本を持ち寄り、集まっているのは買った酒などを酒屋の店内で飲める「角打ち」スペースです。日本酒「原田」などで知られる周南市の「はつもみぢ」が場所を提供しています。デジタル化が進み読書離れが叫ばれるなか、本に親しみ、交流を深めてもらおうと企画されました。
甘酒など「角打ち」ならではの飲み物を片手に、持ち寄った本の魅力を発表します。絵本にエッセー、ビジネス関連まで、幅広いジャンルの本を紹介し合い、魅力を共有しました。
初めての参加者:「自分ではこの本を手に取らないなとか、その本をどうして選んだのかとか、それぞれ皆さんに理由があった。自分で本屋で選ぶことがないようなものも『あの人こう言ってたな』とか参考になりました」
6回目の参加者:「本を通して自分の内面とか心の持ち方とか大切なものとか、そういうことを話せるところってほかにあまりないので、すばらしいと思います」
初めての参加者:「自分の人生を広げてくれるというか、いろんな考え方を広げてくれたり、いろんな体験をさせてくれるので、もっとみんながいろいろな本を読んだり、紹介し合ったりできる場が増えていけばいい」
次回は来月29日に周南市で開かれる予定です。