山口県阿武町で町長選挙が告示され、現職と新人の2人が立候補を届け出て、一騎打ちの選挙戦が始まりました。

選挙戦は12年ぶりです。

阿武町長選挙に立候補したのは届け出順に、現職で3選を目指す花田憲彦候補(69)と、新人で社会福祉法人理事長の佐々木信夫候補(86)の2人です。

阿武町は少子高齢化や過疎化が進んでいて、医療・介護などの社会保障関連や公共施設の改修など多くの課題を抱えています。

花田候補は自主的・主体的なまちづくりと教育環境の充実を訴えています。
佐々木候補は町政を刷新し次の世代のリーダーを育成するとしています。

阿武町長選は2期連続で無投票になっていて、選挙戦は2013年以来、12年ぶりです。投票は今月20日で、きのう現在の有権者数は2602人です。