ガス機器メーカーの「リンナイ」は浴室暖房乾燥機の一部で発火の恐れがあるとして、約37万台を無償で点検・修理すると発表しました。

「リンナイ」によりますと、無償で点検・修理の対象となるのは、2003年8月から2020年8月までの間に製造された3種類の浴室暖房乾燥機で、あわせて37万2000台あまりになります。

対象製品は、ごくまれに経年劣化によって発火する恐れがあるということです。

2019年からことし1月までの間で、対象製品からの火災が全国で7件起きていてこのうち1件は、兵庫県で住宅が全焼したということです。

リンナイは、対象製品の乾燥や暖房機能などを使用中止するよう呼びかけています。

【対象製品】
「RBH-C261」2万2984台
「RBH-C333」29万5069台
「RBHM-C334」5万4345台」

【点検・修理の受付開始時期】
インターネット:4月15日~
電話:4月17日~

点検作業については、制御基板の準備が整い次第開始。