韓国人女性を名乗る人物にSNSのやり取りで好意を抱き、投資を勧められた60代の男性がおよそ1300万円をだまし取られました。

被害にあったのは山梨県昭和町に住む無職の60代の男性です。

男性は去年7月、日本で働く韓国人女性を名乗る人物とSNSで連絡を取り合うようになり、好意を持つようになりました。

その後「投資で儲けたお金で一緒に食事しましょう」などと暗号資産の投資を勧められ、2024年8月、120万円余りを指定されたアドレスに送金しました。

投資サイトの画面上で資産が増え、男性は11月に利益を引き出そうしたところ、相手などからインサイダー取引の罰則などを要求され、先月まで13回にわたって1187万円余りを送金しました。

男性はさらに支払いを要求されたため警察に相談し詐欺と判明しました。
被害額は1307万円余りに上ります。

警察はSNSで連絡を取る面識がない相手から投資などを持ちかけられたら詐欺と疑うよう呼びかけています。