測量ソフトウェアなどを開発する愛知県の企業が、長崎市に新たな拠点を立ち上げることになり、14日、長崎県や長崎市と立地協定を結びました。

立地協定を結んだのは、測量・設計ソフトの開発大手・愛知県のアイサンテクノロジー。
IT人材が確保しやすく、災害が少ないことを理由に、自社のデータなどを管理する「長崎DXラボ」を、長崎市の出島交流会館に設置し、8月に事業開始予定です。

自動運転システムも手がけるアイサンテクノロジーは、2025年度、長崎県大村市で予定されている自動運転バスの実証実験にも参加します。

長崎市 鈴木 史朗 市長「人口減少、過疎の問題など、自動運転の実用化が進んでいくと、周辺部の交通の確保という面でも大きな力を果たしてくれるのではないかと思います」

「長崎DXラボ」では、5年間で13人の雇用を計画していて、将来的に、自社製品の開発部門などの立ち上げも視野に入れているということです。